島田紳助さんのお笑い教科書
休日にいつものようにユーチューブを見てると
島田紳助さんの【お笑いの教科書】という番組が出てきました。
つい先日【ご飯を大盛りにするオバチャンの店は必ず繁盛する】という本をブックオフで買ったばかりだったので、観てみるとお笑いだけじゃなく、すべてのビジネスに繫がる驚愕の内容でしたっ!!
島田紳助さんは2011年に引退してますが、
おそらくそれの少し前くらいに収録されたと思います。
内容は吉本のNSCの若手にお笑いのことを語る番組でしたが、まさに戦術家といえる
手法で紳助さんは一気に世の中に出ます。
まず高校生の時に、自分が面白いと思ってる芸人の漫才を片っ端から書き写して分析します。
何処で笑いが起きてるのか?時間、間、
すべて分析して、自分が戦うべき漫才を見つけ
出します。
相方選びも友達とかでなく、漫才に合った人をチョイスします。まずゴールを
決めてから,その為に逆算するのはビジネスの常套手段ですね。
また、同期の明石家さんまさんやオール巨人阪神さんの漫才などを見て、違う漫才をしたり、誰もやってなかったヤンキーの格好を取り入れて20代から35歳くらいまでの男性をターゲットにする所はまさに弱者が一番に挑む時の
【ランチェスター戦略】を取ってます!!
紳助さんは言います。
「この世は才能が1〜5段階、努力も1〜5。
だから、才能が5あって努力も5する奴が5×5=25で一番強い。」
「ただ、みんなが才能5あるはずないし、それぞれ違うけど努力を5することは出来る」と。
そして正しい努力を5すれば、例えお笑いで駄目でも違う世界に行った時に必ず成功する。
詳しくはそれぞれに観てもらえば分かるので、
これくらいにしますが、改めて凄さを痛感
しました。
やはり天下を取った人は違いますね。
ひとつ気になったことが....
この番組の最初に「これから言うことは本当は言いたくなかったけど、
もうしばらくしたら引退するから、まぁいっか〜」的なことを言ってました。
そして番組の中盤で負ける戦いは絶対にしないっ!とハッキリ言ってます。
若手の頃に同じステージに凄い相手がいるとわざと休んでたそうです。
休めば勝ったか負けたかわからない。
勝てる勝負しかしないと。
んっ!?
引退は突然でしたよね?
黒い交際が発覚してのことでしたが、あれだけの戦略家で頭の良い人がと当時から
?マークでした。
もしかしてわざと!?
若手もどんどん出てきて、あとは年齢的にも下り坂となったら?
真実はわかりませんが、改めて勉強に
なりました。